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ドンキホーテのチラシも売り場も
混沌の中での宝探し

ドンキホーテのチラシは、「仰天まる得プライス」として、地デジ、ポータブルナビがあって家電店らしさがあり、すぐ隣に自転車、アウトドアで使うクーラー、ステンレスポットがあれば、298円のシュン缶クーラーで、ホームセンターかと思えば、裏面の日替わりの目玉は、高くても400円以下で、ポカリスエット、サラダ油、つゆの素と食品スーパーらしく、手洗いのキレイキイレイ、歯磨きのクリアクリーンと、ドラックストアでもあるよう。
ドンキホーテのチラシは、よくよく見ると、家電店であるようでもあり、ホームセンターのようでもあり、食品スーパーのようでもあり、コンビニのようでもあり、ゲームやソフトもあってアミューズメントショップのようでもあり、若者向きのファッションもあるので衣料店のようでもあります。
そうなのです、そのすべてが、ドンキホーテにはあります。

ドンキホーテは、あらゆる業態の系列をいったん破壊し、既定の概念のない若者たちに、「ドンキ」として全く新しい流通の概念を植え付けることに成功したユニークな170店余のチェーン店です。
ドンキには何でもあります。といっても、百貨店やスーパーとは似て非なるもの、感覚的には秋葉原の、あらゆる業態の最も庶民的なお店を、ここ1ヶ所に圧縮したような勢いがあります。
売場の特徴は、所狭しとうず高く積み上げられた商品の間の狭い通路を、お客様がすれ違うように歩く、それも、多くは、段ボールのカートンのまま積み上げられていて、上段1,2段が開かれているので、商品の陳列になっているという感じの倉庫が売り場、ときどき商品の山と山との間をすり抜けていくと、子供たちがかくれんぼできるような、まるで迷路です。(店舗により異なります)
商品の林立を見上げながら歩いていると、意外なものを見つけたり、自分の心の奥をどんどん探していくような気分で好奇心を働かせたり、というように、この店のコンセプトは、混沌の中からの自分見つけ、生活用品の宝探しです。

ドンキホーテは、多分、好き嫌いが極端に分かれるお店、そして休日に若者たちが多いのは、いつも流通の先端を先取りしていくアキバ感覚があるからでしょう。
よほどファンの主婦でないと、その日の身の回りの日用品を買いに来るとは思われませんが、売れ筋と思われるのは、若い女性のファッション小物や身につけるアクセサリー、こうしてドンキになじんだ人たちは、やがてテレビや洗濯機を買うとき、安心してここに来られるような囲い込みを、アキバ感覚で戦略化しているといえます。だから、チラシは家電店イメージでもよいのです。
ドンキホーテのチラシに、売り場の混沌はあまり表現されていず、種類や品数は多いのですが、むしろ、整然としている方、このチラシと売りの現場との食い違いが、若者たちに想定外の生活者活力をめざめさせるのでしょう。

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